2016年6月8日水曜日

金山で旧友と邂逅

小学校時代から知り合いで、高校から一緒の学校に通っていた旧友と金山で会いました。

私の場合、通常「便りのないのは良い便り」という感覚でしか連絡を取り合いませんので、多くの友人がどこで何をしているのかということに関して寡聞にして知らない、というのが日常です。
それに本当の意味で「友人」と言える人物というのは一生を通じてもなかなか出来るものでは有りません。

特に精神も肉体も幼かった頃の想い出をシェアでき、かつ大人になったあとでも連絡をとれるのは精々のところ2−3人だと思います。(今時の電子的に繋がった世代に関しては昭和のオジサンにはわかりませんが・・・。)
大人になってからの友人というのは年齢の差もほぼ関係なく、苦しみや楽しみをシェアした者同士が打算無く繋がり合うという意味で、幼少時の友達とはまた全く意味が違いますし、こちらはこちらで味わい深いものがあります。

さて、その友人はYと言って私とは高校、大学とも一緒だった(クラスや学部は違いましたが)男で、誰もが知っている名前の企業の中部地区の副支店長として、この春に大阪から移動してきたとのこと。大学時代には仕送りの金が尽きた時に米の貸し借りをした中です。w (超美人の奥さんとの結婚式披露宴でも友人代表でスピーチをさせてもらいました。)彼は十数年前にも名古屋の本山近辺に6年ほど住んでいたことがあるらしく、名古屋は二回目の生活環境ということでした。

彼に今回連絡をとったのはネット上で彼の名前を検索していたところ、名古屋の副支店長勤務を命じる社外報のPDFを見つけたからで、以前連絡をとった時のLINEのアドレスを使ってまずメッセージを送ったところ、すぐに「会おうぜ!」との返事があったことからでした。

そして金山。金山駅のコンコースで懐かしいコアラ顔の男を発見。
少し髪に霜は降っていましたが、相変わらず内面の優しさが顔に出てきた良い男でした。15年ぶりくらいの再会だったのですが、そんな時間の経過は俺達には昨日一日のようなもの。何事もなかったように高校の頃のようにゴルゴ絡みの下らない冗談を言い合いながら金山駅周辺で店を見つけて酒と料理を腹に収めていきました。

互いの家族のこと、勿論嫁さんや子供達のこと。両親のこと、兄弟のこと。話すネタは幾らでもあります。
仕事。生活。高校の頃のあり得ないような愚かな行為の想い出。当時の変わった教師たちの想い出。
もう、話せど尽きぬとはこのことでしょうか。

二次会に行くともう二人共ほとんど食わずに日本酒を飲んでばっかり。
ついでに二人共に変なスイッチが入って己の親のバカ話と共通の友人と経験した高校時代の話で腹の皮がよじれ息ができないほど笑うことになりました。

最後は来月の再会を約してタクシーから降りて池下で散会。次は若い部下を連れて飲み食いしようぜということになりました。来月が愉しみです。やっぱ悩み多き愚かな若い時代をシェアした友人というのはナニモノにも代えられねえなぁ、と再確認した次第でした。

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2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

友達って良いですよね。
しみじみ…
smallGさんが帰国して名古屋で働いていらっしゃるときに
コアラ顔のお友達もお近くに赴任していらっしゃるとは
(男同士だけど)赤い糸で結ばれてるんですね!

small G さんのコメント...

確かにこの馬鹿野郎とは男同士なのに赤い糸でつながっているのかもしれません。
離れても離れても近づいてきますね〜。w