2016年3月3日木曜日

アメリカだいじょうぶか?

Super Tuesdayも終了し結果が出てきましたが、今回の結果たるや日本にとっても世界にとってもアメリカにとっても冗談はそろそろお止めくださいというような結果になりました。

少なくとも共和党保守本流にとってはキツイ冗談意外の何者でもなく、facebookでもrepublican支持のアメリカ人の友達がほとんど嘆き節に近い様な投稿を行っています。
こんなナルシストでポピュリストのしょうもないオジサンに騙されているのはアメリカに住んでいる低所得・低教育・宗教保守派と決まっておりますが、耳に甘い言葉をこうやって受け容れさせる素地を作ったのは紛れも無いワシントンの政治家連中でも有るわけですから現実は厳しいですよね。

しかし、トランプでは民主党に勝てないと解っている共和党の本流は今後ルビオを推してくるのではないかとわたしは考えています。実際の所あの嘘つきおばさんのクリントン相手に勝てるのは間違いなくNON-TRUMPでしかないでしょう。anybody BUT Trumpというのが共和党の本音ではないでしょうか。

共和党とは言っても、近年は随分と中身が分裂してきているような印象が強いですね。

それにしても、若くてアメリカン・ドリームの申し子のようなルビオは例え今回の大統領選に勝てなかったとしても必ずや本命の大統領候補として何度も今後の歴史の舞台に上がってくると思います。
未だ44歳らしいですが、今後場数を踏んで委員会内での発言力のみならず、民主党の論客の好敵手として出番をきちんとこなしていくことが出来れば、この人が将来大統領として日本にやってくるのはそう遠い未来のことではないと考えています。

さて、これからの八ヶ月。どうなりますことやら。

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2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

トランプさん、こんなに人気があるとは意外でした。
色モノ的な人だと思ってたのに。
トランプさんもクリントンさんもハッキリ「日本」と口に出して批判してるので
どちらが大統領になっても大変ですね。
オバマさんよりも中国寄りっぽいクリントンさんになったら
尖閣やら南沙やら在日米軍やら、いったいどうなることか…
まあ、防衛をアメリカに頼るのもいい加減止めろっていう
神様からのお告げなのかも知れないけど。

彼らのような人が人気を集めるということは
実は、いまのアメリカでは、かつてジャパンバッシングが起きたように
日本に対して悪い感情を持ってる人が多いのでしょうか?
お金持ちと低所得者、割合からいったら圧倒的に低所得者が多いわけで
一人一票である以上、どうしても低所得者(移民を含む)に迎合する人が
人気を集めたりして、それがイコール悪ではないにしても
なんだか変な方向に行きそうな…大変だ…

small G さんのコメント...

クリントン、実は中国に対しては甘い顔してるようでオバマよりかは遥かに厳しかったんですよね。
単に日本が中国より無視されてたっていう意味では日本にとっては"勘弁"って人だったことには間違いないんですが。

南沙諸島は実際激マズですよね。今の中国の膨張主義はある意味、昔のロシアの南下政策以上に遠慮がなく野蛮。とても21世紀の国家とは思えません。(実際、いまどき共産主義国家とか。w)

今のアメリカのポピュリズムは本当にアルゼンチンの元大統領ペロンそっくり。
アメリカっていう国は理想論とか観念と言う魔物に操られ極端から極端へ非常に大きく揺れ動く国ですから、今回のこともまあ歴史の歯車の一つなんでしょうか。

それにしてもね、トランプはないですよね。トランプは。w