2015年10月6日火曜日

こうなるまでに17年かかった・・・

私にとっては奇跡としか言えないような事が起きました。

お金持ちの方々には全く関係のないことなのでしょうが、私のクレジットスコアが満点になりました。
金のないときも、このスコアの維持のためにヒーヒー言ってなんとか毎月の支払を滞り無く行うように必死の努力をしてきた日々でした。

今までは849点と満点には1点欠けていたのですが、今度アメックスからやってきた情報によるとついにそれが満点になってました。このFICOスコアっていうのは銀行で家のローン組むときや、車を買う時に少額のローンを組む時に金利などに影響を及ぼす数字で、言ってみればアメリカにおける「金の借り手」としての成績評価と言えばよいでしょうか。
この点数の人の支払遅延率・破産率などはどうなっているというのが過去の統計と照らしあわせて厳然と評価されてしまいます。

この評価は主にアメリカの場合三大オフィスが請け負っていて、Experian,EquiFax,Transunionというのが大御所ですね。この三者、それぞれ情報が数カ月分遅かったり早かったり、間違った情報を元に評価したりしていることがあって、三者ともが同じスコアになることは殆どありませんが、似通ったものであることは大事です。
どれか一つでもボコっと落ちているような場合は、大概間違った情報に基づいて数字がはじき出されていたりするので、それは訂正するようこれらの信用情報調査会社にメールなどを出す必要があります。

例えば、「ターゲットのカードを使っていて、引き落としに一週間の遅延があったとしたとき、それが実はカード会社が旧住所に請求書を送りつけたために支払いができなかった」などという時はそれを証明するようなコピー一式を送って担当者と交渉したり、ターゲットの支払いディビジョンから訂正のメールを出させたりというような事をしなければなりません。

しかも、一回でも支払遅延があると今までハイスコアでも一気にドコっと落ちますので要注意です。

最低は300点、満点は850点で、様々な要素がその計算式の尺度になっていますが、その計算式の全容自体は明らかにされておりませんが、どういった要素が何%そのスコアに影響を及ぼすかという様な事は開示されています。

 こちらに来てこういった信用を築こうにも上記にあるように、支払いのヒストリーやクレジット使用の記録の長さ、あとはニュー・クレジットなどの点で、渡米数年ではとてもとてもこのスコアを上げることは無理です。
そもそも、最初の一年は大学などに来たところで、ビザ絡みで特別に講座を開設してくれるようなクレジットユニオンや地方銀行が許したショボいクレジットカード以外は通常発行さえされません。

それまでは日本から持ってきたクレジットカードや現金、チェックで凌ぐのが通常です。
そこから始まる長い長いクレジットヒストリーの構築は、ホンマに気の遠くなるような道のりです。最近では、FICOもより現実を現すようなBakcard score 8という以下の様なFICOを使い始めていますが、こちらの方はなぜかここ一年ほどずーーーっと891/900点のままです。満点まであと1%足りんのです。w(こちらは250点から900点までの幅があります。)
何時の日かこちらも満点になってくれると良いのですが、まあお金を払いながら気長に待つことにいたしましょう。w

※上で少し書いたように、スコアがどれほど金利に影響を与えるのかという例がネット上に落ちていましたので下に貼っておきます。結構シビアな差でしょ!

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