2014年9月28日日曜日

患者さんを治療する時・・・

病棟で患者さん、特に超高齢の患者さん達を治療しているといつも思うことがあります。

それは超高齢者のケアの基本は、本来持っている高齢者の方御自身の元々のバランスを保つのが最も患者さん達を幸せに長生きさせる方法論ではないかと言うことでしょうか。
超高齢とここで言うのは90歳再前後の方々の事なのですが、やはり還暦を過ぎたくらいからでしょうか、各個人の肉体や頭脳の年齢は本当にバラバラです。90過ぎているのに70代にしか見えない方や60歳にならないのにもう70後半に見える方、、、。

そういった肉体や頭脳の大きな年齢の「ズレ」を見ると、遺伝子発現や生活習慣の長い間の積み重ねの差は本当に大きな差になるんだなーということでしょうか。

病歴や生活歴を聴取、調査していくとどう考えても自分の選択によって荒んだ生活をしてきた人というのはそういった意味で細胞にダメージを与え続けるような選択をしてしまっているんですね。
酒、タバコ、薬物、低栄養、過栄養、偏った食事等数え上げたらきりが有りませんが有る歳になるとその影響による負のプレッシャーに体が耐え切れなくなった時にポキっと体が逝ってしまうようです。

細胞は本当に正直ですね。
私はというと、、、どうなんでしょう。w

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