2013年11月23日土曜日

J-RAVでのプレゼン

今日はJ-RAVで自分の研究の過去の展開に関するプレゼンをしました。

6時少し過ぎから始めたのですが、順繰りに過去の研究を現在までの時系列で話した所、質問と応答込みで一時間半以上の長さになってしまいました。15人の方々が集ってくれての話でしたが、糖鎖などの研究は「普通の研究者」の人達には通常一生縁のない話しであることが多いので申し訳なかったかなと思いました。

大きなピザが5つ綺麗になくなり、ビールやジュースなどもみんな沢山飲んでもらって、そのあとみんなで部屋で色々と話し込んだこともあり、スイッチを消して全員が帰ったのは開始から三時間以上経った後の九時過ぎでした。

プレゼンの後も、この年末の慌ただしく寒い時期、皆いろいろと個別の深い話があって面白かったです。
ある先生と戻る駐車場の方向が一緒になったところで私が発表を行ったある分子の話との関連で肺気腫とその分子のインヒビターが実に面白い相関を示すことを話してくれて、実に熱い話になりました。凍えるような寒さの中、20分ほどもその研究内容に関する話で盛り上がりました。

研究の発表というのはこういった小さな対話から始まる研究の考察が討論からグラントへと発展していくこともよくあるのだろうなと思いました。
特に研究者が沢山集う学会では自分のポスタープレゼンなどを、興味を持って見に来てくれた人達が質問をしてくれる中で先に進んだ内容の質問をしてくれたり、クリティカルな質問から出てくる面白い発想などが次の仕事につながったりなどということも実に日常茶飯事です。

しかし、そのためには自分が積極的に研究発表を繰り返してこういった反応を得る側でなければならないということですね。

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