2013年3月8日金曜日

もうすぐdaylight saving time

驚くべきことに明後日からもうdaylight saving timeいわゆるサマータイムというやつがまた戻ってきます。
以前読んだロシアでされた研究結果では、このサマータイムを導入した月というのは有意に高齢者の死亡率が上昇するらしいのですが、やっぱりこの早起きの強制導入によって本来ゆっくりできるはずの爺さん婆さん達が寒い屋外に一時間早く出されることで体に堪えるんでしょうかね。
やはり、基本的にベッドの中が好きな怠け者である自分にとってはこのロシアのジジババ同様一時間早く外に出るのは辛い傾向にあります。
この時間変更は今回、3月10日日曜日の午前二時に起きまして針の単身がイキナリ一時間分先に飛びます。これだと強制的に人がリズムを変えないといけなくなわけで、まあ、未だ怠け者でも体は動く自分のような人間は別として世の中にはそう簡単にバイオリズムを変えられない人も「当然」居るわけで、こういう人達にとっては辛さは倍増でしょうね。
近年、人の自然な睡眠時間を規定する分子や生理学的な研究も21世紀に入って格段の進歩を遂げているようで、この分野に関しては門外漢の私のような人間の目にもこの手の論文のサマリーが飛び込んでくる御時世です。
世の中には眠れなくて困っている人が沢山居ますが、その「睡眠障害」と呼ばれるものにも、入眠の障害、入眠後の安定的な睡眠持続の問題等などを筆頭に本当に多くの種類の「問題・障害」があって、なにも考えずにスコッと寝てスカーっと目が覚めるのび太のような人は実は幸せを掴む基本的な才能のベースが充実している人なのかもしれません。
睡眠薬もこれらの障害の色々な種類やその背後に潜む基礎疾患に応じて種々手を変え品を変え処方されます。もし、「眠り」に関して色々と問題を抱えているという方がおられましたら、素直に内科、心療内科、精神科などを訪れて見られることをお勧めします。
実は睡眠に関する問題には精神や神経系統の問題のみならず、肉体的に隠れた問題の表現形の一つになっている場合が多々あるのでお気をつけください!回復しない過度の疲労や突然死も実はこの睡眠に直接的間接的にかなり関係していることがあるということが判明していますので。
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