2013年2月26日火曜日

吉本新喜劇

最近、「これは!」というような面白いビデオを立て続けにYouTubeで視る機会がありましたが、笑いの質の違いに各国の笑いに対する基本的なスタンスの違いを見ることができて面白いですね。
アメリカでは笑いをとるメジャーはスタンダップ・コメディーやおバカ系のビデオや映画が多いんですが、日本の場合はこれに当るのは漫才、コント系のものでしょうし、おバカ系の動画もテレビ・ビデオを中心にたくさんありますが、日本の場合はこれに伝統話芸の落語も入ってきます。
ここで終わらないのが日本のお笑いの良いところで、私が大好きな吉本新喜劇が入ってきます。もとより吉本のお笑いのことを詳しく語るような資格は私自身には無く、もっぱらそれを視て純粋にゲラゲラ笑うのみですけど(大方の人はそうだと思いますが)。
昔、小学生の頃、親父に連れられてなんば花月につれていってもらったことがありますが、そこで視たのはテレビでは決して見ることの無かった、激しいどつきあいや際どいエロ話がバンバン出てきて子供なりに滅茶苦茶愉しんだのを体で覚えています。
時代はあれから30数年経ち、吉本新喜劇の多くの話がウェブにあがってきてますから、視ようと思えば本当に幾らでも視ることができるいい時代です。著作権の事どうなってるのかは知りませんが、海外に居る人間にとってはこんなに「日本、日本」した内容が手軽に愉しめるなんて素晴らしいという言葉以外に何か使えるでしょうか?
吉本新喜劇を実際に視聴していると、日本語で語られるこの喜劇の細部に亘るまで「全て」が完全に理解できることの喜びを心の底から感じますね~。新喜劇の笑いと言うのはそれが母国語として解かる限りは100年経っても理解できるような普遍的な笑いだと思うのですが、翻訳不可ですからやっぱり日本人であることを喜ぶべきなんでしょう。
これと同じ感じの土着の笑いがアメリカにもshow形式であるんでしょうか、、、。知りたいものですが。
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