2012年6月21日木曜日

これじゃあ勝てんわな~

フェルディナント・ヤマグチという人物が執筆されている「走りながら考える」という日経ビジネスの連載ものがある。このスポーツマン、かつ元気バリバリの山口さんが毎回書かれる記事、自動車業界の本音トークや裏話満載でよく読んでます。
最近は連続して「慶大生と走りながら考える」という名のもとに慶応大学の学生たちにアウディを売り込むにはどうすればいいかというようなことを、グループ毎に競わせているシリーズなのですが、、、。このシリーズだけは強い違和感を覚えています。
なんか出てくる連中の覇気が無いこと、迫力の無いこと、まさに限り無しという感じしか持ちません。見ていて一言出てくるのはEuphoricという言葉です。人生における責任感とか危機感というものを彼らが持っていると感じさせるオーラの放出量が見事にゼロ。w
アイデアも貧しければ討論やプレゼンも貧弱そのもの。これでも日本の中ではトップクラスの大学と言われているということがかなりの問題だと思います。学部ごとに大きな違いがあるのか、それとも偶々この幾つかのグループがこういう貧弱な知性の集合体なのか、、、こういう人材が日本の中心に送り込まれて、厳しい国際関係の中で相手にとってtough negotiatorに成り得るのかという想像を巡らせた時、何か寒々としたものを感じてしまいます。
これが日本において三流とか無名とか言われるような大学であれば「問題なし!」の一言で済ますことも出来るのでしょうが、アメリカにいる学生達、特に超一流と言われるハーバードやスタンフォードの準備万端のトップ層と比較すると、最初から勝負自体が成立せんのではないか?というかなり真剣な危機感が沸き上がってくるのです。
それがネームバリューとしては少なくとも日本で一流大学の仲間として定義されている慶応大学だけに。それとも、昔から慶応の学生というのはこういうもので、卒業後は何も問題なくやっていけるから!というのが慶応流なのかな?地方の貧乏学生として過ごしてきたせいで、所詮は彼らの住む世界が理解できないだけということにしておきましょう。どうせ関係ない天上世界の人達の関係ないお話でしょうから。(笑)
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