2012年4月21日土曜日

日本の危機管理

SPEEDIは作動せず、Jアラートは機能せず。(笑)

この国の政府が無能である事、国家の体を成していないことはここ60年一貫して明瞭なことですけど、こういう国になってしまっている原因は非常に明白だと私は思うんですよね。
それは責任の所在が不明瞭になるようなシステムが、国家の運営上の仕組み全てに組み込まれているという一言に尽きると思います。何か間違いをしても職を失すること無く、そのアイデアを出した後、計画の達成とその事後評価に対する信賞必罰の不在。これじゃあ、公務員がダメになるのは当然と言えば当然かと思います。評価の無い所で成果が出るはずも無し。元が良くてもこれなら時間かけて、組織に個人が経年劣化させられるようなもんですよね。
どんなに優秀な人でもモノでも組織でも、評価の荒波にさらされないと確実に劣化していきますよ。例外はないでしょう。あるとしたら神と呼ばれる存在かも。
日本は世界で最も成功した社会主義国家と言われてますけど、人口ボーナスの無くなってきた現在、これから先どこまで全体が劣化していくのか、、、。今まで隠されていた部分が隠しきれなくなって、降下に加速が付いてくるような悪い予感がします。
周囲に頭のオカシナ隣人達が蠢く日本のような国には、鉱物資源無き海洋国家を運営する代表者としての知恵を持った人材が必要なんですが、少なくとも今の時点では与党にそのような人材がいるとは到底思えません。この人材の払底こそが日本の病巣でしょうから、このままじゃ、次期総選挙で民主党が大敗しても状況は何も変わらんのでしょうね。多分。間違いなく。
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