2011年8月11日木曜日

久しぶりに「超」面白かった

実は昨日の夜と一昨日の夜は困っていた。
理由は実に単純で、日本の母に頼んで買ってきてもらっていた新刊本「下町ロケット」を読んでいたから。書評を読んでいて「読み始めるともしかしてノンストップ状態になってしまうかも」と言う危惧を予め持っていたので、週末にしか手にとるまいと思っていたのだが、、、。やってしまいました。よりによって寝る直前に手に取ってしまったのでした。(笑)後はもうお察しの通りでして、もともと何かを読み出すとブレーキが効かない性質である上に、本の内容自体が抜群に面白くて止められない止まらないのカッパえびせん状態。最初のページを繰ったところから気がついたらもう230ページまで行ってしまったのが一昨日の状態、しかも午前三時前。これはやばいと思って興奮する神経を強引にねじ伏せて寝床につきました。そして昨日はそれを片付けるべく残りのパートを一気読み。いい歳こいた中年なのに、この手の眼を使う行為はかなりの疲労を翌日に残します。
内容はアマゾンの書評なんかを読んでいただけば誰もがある程度は想像つくと思うので、敢えて何も書きませんが、本当に久しぶりにページを繰るのがもどかしい面白さでした。こんな経験は高校の時に模試用のテスト勉強を完全無視して四日で読んだ全八巻の吉川英治「宮本武蔵」以来でした。
直木賞もこんな作品を推すことが出来てラッキーな奴だと思うくらいの出来ですよ。まさに洛陽の紙価を高らしむる出来ですね。出来ることなら、これが映画かされたら見てみたい気もするのですが、どうやら先ずテレビ・ドラマ化されるみたいです。(不出来で作品を貶めないで欲しいな、、、。)
この池井戸さんが書いてる他の作品も時間を見つけて順繰り読んでみることにします。

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