2011年2月10日木曜日

そら、勝てんわ!(笑)

名古屋で河村たかしと大村秀章が大差で大勝した。数日前の出来事も、落ち着いて振り返ると色々と面白い。
大差で勝つとは思ってたけど、ここまでいくかというくらいの大差。敗れた細川側の経歴は、ド田舎ならまず間違い無く泊という意味ではかなりのものだろうが、相手としては全くの役不足だったようだ。

確定得票(26日午後11時10分)は、河村氏514,514票、細川氏282,990票、太田氏73,640票、黒田氏7,335票。

ザ・選挙に記されている経歴を転記すると、
河村たかし(勝者)
一橋大学商学部卒、古紙リサイクル業。衆院選愛知1区から1990年に1回落選したのち、93年からに連続5回当選。民主党の国会Gメン座長、特殊法人等改革推進本部事務局長、税制調査会副会長などを歴任。
細川昌彦(敗者)
東京大学法学部卒、ハーバード・ビジネス・スクールAMP修了、通産省入省、米州課長、貿易管理部長、中部経済産業局長、日本貿易振興機構ニューヨーク・センター所長。日本鉄鋼連盟常務理事、中京大学経済学部教授。

そして哂ってしまうのが、この片山総務省のコメント。

トリプル投票は「邪道」…総務相、河村手法批判

読売新聞 2月8日(火)11時15分配信 片山総務相は8日の閣議後の記者会見で、愛知県で6日に知事選、名古屋市長選、同市議会解散の賛否を問う住民投票の投開票が同時に行われたことに関し、「市長が自分で辞めてまた出るなどして、いやが応でも関心をもり立てるのは邪道だ」と述べ、名古屋市の河村たかし市長の手法を批判した。
読めてない、、、読めてないよオッサン!世間の流れっちゅうもんが!これじゃ次の選挙にも絶対に勝つわけ無いし。(笑)
ほんでもって、もう一人空気の読めないフランケンシュタインがここに、、、。

岡田克也幹事長だ。自ら何度も名古屋入りし、「前回市長選で河村氏を推薦したが、不明を恥じている。減税は結構だが、財源もないのに言うのはただの人気取り」と、自分たちに向けられた言葉をまるパクリしたような批判をして失笑を買っている。愛知選出の民主党議員が悲鳴を上げる。(現代ビジネスより)
やっぱこの人も、人を束ねる器ではないですね。(笑)スキャンダルがないだけが取り柄の御曹司。それに、国会では訳のワカラン襟立服を着た土管、連4その他諸々の役不足キャラクター勢揃いの内閣が自分の一票の格差も論ぜず、自分達の公約した無駄遣いも解消せず、増税を大前提にした意味不明の子ども手当をばらまこうとするのだから、そら結果は誰の目に見えている。どいつもこいつも意味不明すぎ。税金払ってる人間より偉そうにしてる高給取りを今の日本のポピュリズムが許すはずがない。今後は地方議会の議員は世襲の徹底的な排除と議員報酬の劇的な低下へのうねりが出てくるのではないかと考える「若い」地方議員も増えてくるのではないだろうか。地方議会というのが数だけ揃えた役所行政への追認機関だとすれば、人数はもっともっと削減に向けて進むに違いない。その分、改革に前進する地方とそうでない地方の間では選挙という言葉の持つ意味自体が変わってくるんだろうな、と考える「今日の俺」でした。
これからは、シガラミの度合いが低下して、選挙民はもっと原理原則に厳しくなるんだろうな、、、。これだけ容易に大量の情報が選挙民に流れこむ時代には、そう簡単には利権政治が機能しなくなってくるのはかなり自然な流れなような気がする。

2 件のコメント:

Sammy (English), Hayato Minamoto (Japanese) さんのコメント...

おっしゃる通り

small G さんのコメント...

何だかムバラク大統領と民主党のヘッド達の顔が重なる今日この頃です。