2009年2月9日月曜日

インフルエンザ

子供達がみな風邪気味。
長女はここ一週間インフルエンザでダウン。高い時で39度台の熱を時々出して学校も既に二日休んだ。吐いたりはしていないのだが、体のきつさでベッドからだるそうに起き上がってくることがしばしば。まあ、食欲は旺盛なのでその点は心配していないが。長男は暫くの間、洟をズルズルさせていたが、数日で治ったようで現在はまあ問題ないといったところか。次女も同じように鼻を詰まらせ喉が痛いと今季二度目の風邪症状を訴えていたが、こちらも数日で自然治癒したようだ。
アメリカに住んでいて日本と大きく違うと最初に感じたことの一つには、本当に皆が余り、病院に行かないと言う事だろうか。勿論そうでない人も居る訳だがこちらの診療体制というのは基本的にアポイントメント制で、必ず予約をしていくと言うのが基本である事が一つのハードルを作っている。そうでないところの代表でPATIENT FIRSTという駆け込み型の物もあるのだが、やはり基本はどんなところでも予約を取って何月何日の何時に来てくださいとなる。これを無断ですっぽかしたりすると逆に数十ドルの違約金を支払わされたりするので用心が必要なのだ。
また、一般に一般医から専門医への綱渡しと言う感じで診療が進むので、いきなり専門医のところを訪れても、保険会社によっては事前に会社自体に連絡を入れないと保険料の差額支払いを拒否されることがあるのでこれも要注意だ。
なんにしろ日本の駆け込み診療の便利さはこちらにいると懐かしいですね。ただしよく考えると、予約制も忙しい人によっては素晴らしく便利で、その時間帯に合わせて行けば通常15分以内には診療してもらえるので、それが好きな人も当然多いわけです。ただし皮膚科などの予約は数ヶ月先等というのが「ザラ」で、待ってる間に症状が消えた等というような笑い話も無数にあります。こういう極端な例はちょっと、、、ですね。
そんなこんなもあって、皆が良く近所の薬局に言って総合感冒薬や解熱剤を買って来たりしては普通の病気ならそのまま治してしまうことが多いのです。我が家もこちらに来てからと言うもの、本当に抗生剤などトンと飲まなくなりました。日本にいた頃の常識はこちらでは完全に非常識です。その逆もまたそうなのでしょうが。

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