2017年7月6日木曜日

暑くて患者さんが参っている

名古屋、本当に暑いです。

それだけならまだしも、やはり熱中症の警報が毎日のように出ていることが大変気がかりです。病院の新棟の中は冷房が良く効いているのですが、築何十年にもなる旧棟の方はエアコンの効きが悪く、業者が何度やってきて修理しても毎年のように不調になります。

その度に”当然のように”患者さんから苦情が出て来るのですが、確かにあれでは熱帯夜の夜は寝られんでしょうなと同情してしまいたくなる感じです。意思表示を出来る患者さんはまだしも、寝たきりで脳梗塞を起こした患者さんにおいては暑さの表現が出来ない人が当然いるわけですから、これらの人達は絶対に私が守ってあげるしかありません。

施設長には文句を言い直ちに修理をするように言うとともに、患者さんの尿量を細かくチェックするとともに、体温と発汗の様子を細かく報告してもらうことで輸液の量の調整をすることも必要になってきます。いくら言っても何度も故障をするので、実際は建物自体の建て替え時期だと強く思っているのですが・・・。

この時期は外に散歩に行った患者さんの中にもフラフラになって病院に戻ってくる人がおりますので、大変危険です。特に年配の人の中には”暑さ”を感じるセンサーが壊れてしまっている方も沢山おりますので。

実は私の実家の母も部屋の中でゼイゼイ言って参っているのを親父に発見されてレスキューされた過去がありますので、他人事ではありません。

散歩に出られる方々のみならず、外来に来られる患者さんにも必ず「他の季節よりも必ず気持ち多目のお水を摂ってくださいね」とお願いしております。あと「散歩をするのは炎天下は必ず避けて、朝の早い涼しい時か夕方の涼しい時間帯にしてください」とも話しおりますが、なかなかこちらの理想通りにはいかないのも真実。まあ、それも人間ですから。

とにかく今年も多くの方々がお日様の犠牲になることの無いことを祈るしかありません。

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