2015年12月3日木曜日

トヨタは国家なり

今日は産業医の単位認定講習会で豊田市元町にあるトヨタの本社に行ってきました。

正確には展示館の所に集合してそこから工場見学という修学旅行のような楽しい講習会でした。
職場から元町まではほぼ三十分で到着、豊田市に入ると高速出口のガソリンスタンドには水素ステーションがあったのでした。流石は本家本元だけあるの〜と思いつつ本社に近づいていくと本社ビルが見えてまいりました。
ここに数千人が働いています。
 中に入ると駐車場があって、そこに駐車した後、本社東側にある展示館の中でつらつらと時間を潰しておりました。いやあ、しかし色々と「私的には」珍しい物が展示してありましたな。
分かる人にはすぐ判るWRCのチャンピオンカーでござんす。
 スゴスバ・セリカという奴でして、3SGエンジンをベースに作られて入るものの中身は全くの別物、下のインディケーションにもあるようにスウェーデンの天才カンクネンの操るチャンピオンカーでございます。
グリストの名前もなつかし~な~
 このコーナーの展示物は結構コロコロ変わるらしいです。そういう意味では半年とか一年に一回くらい行ってみるのも良いかもしれませんね。
御存知LFA
 当時、トヨタが採算度外視で作った怪物。やれば出来るということをまざまざと見せつけたトヨタとヤマハの合作です。2WDなのに加速力ではあのGT-Rと全く差を見せることのない怪物ぶりで、その官能的なサウンドとともに既にして伝説です。
新車で実売4000万弱でしたがアッという間の売り切れでした。今は中古が6000万円弱!やはり路上を走る宝石ですね。現代版のトヨタ2000GTです。

さて、ここで待つこと約30分。コールがかかってバスに乗っての移動開始ですが、綺麗なお姉さんに案内されての楽しい溶接現場・組み立て現場の移動でした。
いや、なんというか本当に組み立ての現場というのは複雑怪奇で、巨大な人と物の組み合わさった世界です。(それにしても、この正しく大きな巨大企業より金を持ってるアップルってやっぱ異常な収益構造をしてるとしか思えませんな・・・。)

あちらこちらを回った最後にちょろっとおまけのように産業医としての任務を思い出させてくれる講義がありましたが、トヨタレベルの巨大企業になると元町にいる医務関係の人間だけでも200人超。毎日毎日100人を超える人間の健康診断を一年中やっているそうですが、ここを見学した後はそれも充分に納得できました。

「ボーイングは国家なり」とアメリカでは言いますが、トヨタは国家ですわ。マジで。

最後におまけですが、、、トヨタでは今現在も産業医を募集しているとのことですので、我こそはという方は応募してみられてはいかがでしょうか。

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