2015年8月14日金曜日

母親の緊急事態

朝方、家から電話がありました。

特に実務的な要件でもない限りそういうことはないので「何事?」と少し不安にかられながら携帯を取り上げて耳に当てると親父からの電話でした。

曰く「お母さんが汗を出してあんまり動かん」とのこと。以前、私がアメリカに居た時に何も言わずにあるインシデントを隠し続けていたわたしの父ですが、今回は後々私に非常な苦言を言われたのを思い出したのでしょうか、きちんと言ってきました。(インシデントというのは、おやじの眼の前で脳梗塞を起こした母親が家で倒れ、直ちに緊急病院で血栓溶解療法を受けて何事もなかったかのように立ち直ったというものでした。親父がいなければ、良くても今頃母親は半身麻痺で言語障害が残っていたでしょうし、最悪亡くなっていたことでしょう。後でわかったことですが、母親には血栓が詰まりやすい疾患である心臓の不整脈の一つ”心房細動”という状態を持っていたのでした。)

ヾ(゚Д゚ )ォィォィ!

以前のイベントの件もありますし、幾つか手短に母親の状態に関して親父が観察できることに関する質問を行い「こういう時こそ躊躇わずに救急車を呼ぶように!」と念を押しました。
実際に呼んだかどうかはわたしは聞きませんでしたが、すぐ後に私からおやじの携帯に電話をした所、救急の当番病院で比較的すぐにいくつかの頭部画像診断を行ってもらったようで、一部脳血管に左右非対称な部分が見られ、ある程度の狭窄が起きているところがあるとの結果を得ていました。

幸いにも、当日午後には一切の症状もなくなり、状態は安定化したようで、親父も「元に戻った」との連絡をしてきました。歳も今年で喜寿ですから何が起きても驚きはしない歳なのですが、少なくとも元気であることに越したことは有りません。最初の頃は熱疲労のような状況だったのではないかとも推測したのですが、生化学的なデータを見ていないので多くのことは言えません。

今後の対応に関してはいつも行っている近所の脳外のドクターに診察をしてもらうそうですが、この時期の九州にいる高齢者なんていつ熱中症になっても全くおかしく有りません。
とりあえず、おやじには母親から眼を離さないようにしてもらいいくつかの注意してもらうべき点を指示した後検査した病院からキチンとCDにデータを焼いてもらってかかりつけで母親の日常をよく知っているドクターに診てもらうように御願いをしておきました。

やっぱそろそろ身近な所に引っ越してもらおうかなと、ふと考えてしまった私です。

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