2015年6月17日水曜日

血液型性格診断

ナースステーションで仕事をしていると繰り返し繰り返し看護師さん達の話の端々に出てくるのが血液型占い。

もうね、、、。
傍で何気なく聞いてて吹き出したくなるような事を平気で話してます。歳のいった看護師さんの中には「なんかB型の血液って黒っぽくない?」なんて話している人も居りまして。もう滅茶苦茶。
そういった発言を手始めに、A型は几帳面な性格だとか、O型はいい加減だとか、AB型はAとBの中間であるかのような性質だとか、、、もう訳がわかりません。血液型は少なくとも300種類以上知られているんですけどね。(私は自分の血液型を16種類ほど知っていますが。)

しかも、その話を横で黙って聞きながら笑っている私に向けて「センセイ、本当なんよ〜!信じてないでしょう。よく当たるんよ〜!」等と言って逆に私を説得してくるのですからもう何をか言わんやと言う世界なのですが。orz

この人達の中には義務教育とその上の高等教育で行われたはずの科学教育の成果なんて欠片も残っておりません。w(まあ、真面目に受けていればの話ですが!)文部科学省の教科書検定の人がこの人達の血液型性格判断や血液型占いの会話聞いたら多分に脱力発作を起こしそうですな。

まあ、他の幾人かの女性曰く、「血液型の話は盛り上がるから話の”きっかけ”とかにいいんですよ。」等という話だったのですが、、、。そんなきっかけ要りませんから〜!

アメリカのラボで秘書さんに対して日本の血液型性格占いの話をしたら「本当?」といって鼻しらむ感じで怪訝な顔をされた覚えがありますが、日本はこういうこと大好きですよね。他の国でこんなことってあるんでしょうか。

今日も日本の何処かで意味不明な会話が繰り広げられ、人を分類するための道具に使われているのでしょうか?
科学の名を騙った似非・パチもん科学、、、駆除するのはなかなか厄介です。

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