2012年11月30日金曜日

新しいGoodwill

近所に新しいGoodwill Storeがオープンした。
アメリカに住んでいる人にとってはこの店の名前が何のお店であるかは結構の割合でわかると思うんですが、これはスリフトショップと言う「寄付」によって集められた中古品新古品などを元値にあまり関係なく大幅な安い値段で展示販売している店です。
しかもこの店には非常に大きな社会的な大義がありまして、社会においてハンディを負っている人達に就職の機会提供とトレーニングを行うことによって社会の中で役だっていけるような人物になってもらおうというものです。実際にこの組織のホームページの中にあるどのような人達にサービスを提供するか?と言うページには様々なハンディキャッパーはもとより、シニアの雇用、軍歴保持者、移民、若者、更には犯罪者の更生プログラムとしてもワークしているのです。
実際にこの組織が会社でない証拠にHPのドメインは.comでは無く、.orgで有ることからも明らかです。この組織は二年ほど前だったか一時話題になりました。それは「CEOが40万ドルもの給与を貰っているのはこの手のNPOとしては余りにも多すぎだ!」というものでした。
それはさておき、ある日ピザを買いに行った時にたまたま見つけたこの新しいGoodwillのストアのオープン日に嫁さんが早速行ってきて品物を見てきたようです。新しいストアは未だ古着独特の匂いもなく、人もわんさか居たそうですが掘り出し物といえるようなものはそれほど無かったようです。
ここで物を買うときは、例えば$2.25だったら切り上げて$3払ったり、3.50だったら$4で払ったりという感じで寄付をしていくのが我々には普通になっています。(勿論そうしなくてもいいのですが、セコいことはなし。w)
今後もこういうところで時々買い物をして間接的に寄付をしたいと思います。そういえば、別のベトナム退役軍人系の人達が経営するストアに昔我が家から出した息子の学校に行くのに使ったバックパックが「名前入り」で展示販売されているのを見つけた嫁さんが電話して驚いてたことがありました。兎にも角にもこういったリサイクルショップでものを大切に回して使うのは今後のアメリカにとって実は非常に大事なパスウェイだと思います。
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