2011年1月17日月曜日

阿久根の選択は実験として実に面白い

阿久根市の再度の出直し市長選、結果が出ましたが、これからが本当の意味で面白い。
まあ、こちらは部外者なので、こう言っちゃ失礼だが馬券を買わずに柵の外から競馬を見てるようなもんですから。w
個人的に推測するに、政策は賛同するけれど、独断専行のやり方には賛成できないというのが、西平候補の方に投票した人の中にもかなり居たはず。まあ、竹原さんに期待していたのはその「変人にしか出来ないような突破力」だったわけですが、メディア操作など端っから考えない剛毅な(笑)やりかたではなかなかファンは増えませんわな。未だ田舎では新聞読む人多い訳だし、そんな新聞に書いてある竹原さんへの罵詈雑言を毎日毎日読まされてたら、何も考えん人はそういうもんかいな?と考えが靡くに決まってる。
場外観戦者としては、今回の選挙戦に関して理想のパターンは小差でリコール成立、その後の出直し選挙でこれまた小差で勝利して選挙民がお急を据えたことだけはデモンストレーションできる、というものだったのですが、小差は小差でも負けてしまっちゃーお灸も効きすぎです。(笑)
16244人の投票のうち西平さん8509票、竹原さん7645票というんですから、モノの見事に町を二分した形ですよね。
さて、この西平さんの公約は議員定数の削減とか公務員給与の四年間での15%削減とのことですが、、、。特に議員削減に関しては16人中4-5人もと選挙期間中は言っていたそうですが、、、。まあ、今から言っておきますけど、絶対無理。田舎の議会を舐めてはいけません。地区毎の既得権益と自治労の応援がある限り、絶対に達成できません。この辺りの田舎議会は農業、土建、地方の名士(今時!笑)のゾンビ集合体ですぞ!机の下で手を握り合って会議をしてるような連中にしてみれば、そんな発議を新米議長がしたところで文字通りの「馬耳東風」でしょうに。田舎では37歳と年齢が若いというのも「未だに」かなり不利な条件の一つですから。日本というのは意味なく馬齢を重ねたような爺様達が意味もなくえばる国です。特に田舎の代議士センセイがたにおかれましては。(笑)
改革不可能の方に10万ドルくらい賭けようかな。イギリスのブックメーカーは何でも賭けてくれるって聞いたんだけど、これは無理かな?
しつこいようですけど、こういう所を兎にも角にも「変える」為にはマトモな人間では無理なのです。それこそ少し(ほぼすべて?)のネジが飛んだ、イカれた竹原さんでないとね。じっくり今後の数年間を見ていきたいものです。竹原さんも、臥薪嘗胆、しばらく休んどくといいんじゃないでしょうか。(ずっと休みになってしまう可能性はかなり低いと思います。)


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