2010年7月30日金曜日

病院三日目

今日は朝起きたらカラリと晴れて蒸し暑かった一日でした。
朝からの仕事はまずIVH三連発。それが終わってトラカール刺入から胸腔ドレン。たとえ昔やっていたことでも、先ずは素直にリハビリということで、先輩医師の作業を見守ることから始めなければなりません。患者さんに迷惑はかけられませんので、、、。じっくり見学させてもらっていくうちに、あっという間に昔やっていた一連の動作が鮮やかに脳裏に蘇ってきました。なかなかいい感じです。
終了後は病棟回診と新患さんのカルテ書き。大きな病院だけあって新患さんも実に沢山います。夜は当直。今のところ緊急処置事項も無く、静かな夜が過ぎようとしています。こうやって普段はアメリカに居て基礎研究ばかりしている日常から離れて病棟での仕事をしてみると、改めて自分が患者さんの治療を目指して仕事をしているという「本来の」研究の意義がもう一度自分に再確認を迫るように湧きあがってくるのを感じました。アメリカでは病院に行くのはどちらかというと患者としてもしくは子の親として医師との対話に向かう事が多いので、こういう感覚は久しぶりにEXPOSUREという意味で貴重なものかと思います。明日に疲れを残すといけないのでそろそろ寝ましょうかね。

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